私が櫂に入団したのは、地方の声優専門学校に通っていた時に特別講師としていらしていた中田代表と出会ったからです。
授業の中で、声優は役者の仕事の一部分であることを知りプロを目指すなら仕事の現場のある東京に出なくてはいけないと思い、上京する事に決めました。
役者としてのスタートを切るにはまず東京できちんと生活ができなくてはいけないと思い、劇団にすぐ入団するのではなくまず一年間、付属のむさしの声優学院に入ることにしました。
東京に来てまず住む所、そして収入を得る為のバイト探しをしたのですが、櫂の先輩たちがアパート探しの相談にのって下さったり、アルバイト先を紹介して下さったり、いろいろとアドバイスを頂きながら東京での生活が始まりました。
むさしの声優学院の在学中で印象に残った事は、新人公演もそうですが、アニメの仕事をさせてもらったことです。櫂の先輩たちに交じって5本のアニメに出演させて頂きました。(その内一本は主役をさせて頂きました。)自分が声を担当した作品がお店に並んでいるのを見た時はとても感動しましたが、同時に、もっともっと勉強して上手くなりたいと身の引き締まる思いがしました。
まだ入団して役者としての勉強を始めたばかりで不安な事もありますが、自分を信じて頑張って行きたいと思います。
私は、カリキュラムが豊富な所に魅力を感じて櫂を選びました。演技としては、発声はもちろん朗読や座内発表の勉強会そしてアテレコ、ナレーション。肉体訓練はジャズダンス、モダンバレエ、タップ、空手、日舞といろいろなレッスンをしています。
日舞はレベルに合わせてクラス分けされていますが、その他は、全部先輩と一緒です。もちろんほとんどが生まれて初めてやる事ばかりで最初はもうその場にいるだけでいっぱいいっぱいでした。見よう見まねでついていこうとは思うのですが、なかなか思うように出来なくて悔しい思いを沢山しました。でもレッスン中できなくて戸惑っていたり違ったことをしていたりするといつの間にか先輩が近くに来ていてそっと教えて下ったり、難しい所はそれこそ手取り足取りいつの間にかマンツーマンのような状態になっていたりと親切に分かるまで付き合って下さいます。不安な所は空いた時間に聞きに行くですが、そうすると丁寧にできるまで教えて下さいます。
今では気持の上で少し余裕も持てるようになってきて、レッスンの時間も楽しく過ごせるようになって来ました。一年を振り返ってみても出来なかったことが出来るようになり変わった自分を実感できるようになりました。これからも自分の変化を楽しみにレッスンを続けて行きたいです。
「レッスンについて」
新明 朋 2006年入団 第30期


「入団しました」
二瓶 裕二
2007年入団 第31期
2007年に併設校であるむさしの声優学院を卒業。
在学中に世界名作アニメでデビューを果たす。
劇団に入団して最初のうちは全ての事が初めてで何をやったら良いかも分らなかったり、生活のリズムも変わったりで、正直とても戸惑いました。なかなか自分のペースがつかめなかったのですが、8月に行った伊豆の4泊5日の合宿は強烈でした。
岩だらけの磯に海の家(別館&離れ付き)が出来るわ、かまどやお風呂まで作ってしまうわ、夜には駐車場が花火大会の会場に変わって、音楽、照明、花火のコラボレーション。その中で踊ったり、タップを踏んだりとても圧倒されました。驚いたのは、とにかく皆さん食べる食べる!(私も負けずに食べたけど…)パワーの源はこれか!って思いました。
合宿を経験して感じたことは、仲間がいるんだって事でした。公演やイベントなど、様々な行事がある中で、目標に向かって一緒に頑張れる仲間。
3月にあった新人公演は、そんな仲間や先輩達に支えられて、私の初舞台となりました。
不安の中でスタートした劇団生活でしたが、一年経ってみて感じることは、私が私らしく、今ここに居るという充実感です。
「一年を振り返って」
甲斐 文子 2006年入団 第30期
