公演ウラ話 〜調光室編〜
皆さん、おはようございます。劇団員のふくろうです。
先日は、公演への沢山のお運びありがとうございました。
お陰さまで盛況のうちに公演の幕を下ろすことができました。
今回は、そんな公演の皆さんの目につかない裏側についてお話ししたいと思います。
さて、皆さんの目につかない裏側と言いましたが、今回お話しします調光室については姿こそ見えねど本当は目についています。
だって、灯りも音もなかったら舞台始まりませんから。
もし、蛍光灯で舞台を照らしたらこんな感じです。
これをきちんと照明を吊るして点けるとこんな感じ。
全然違いますね。
音については、具体的にここで例をしめませんがもし無音で舞台をやったら、と想像していただくと分かりやすいでしょうか。BGMはもちろんのこと効果音がなかったら舞台の表現は大分違ってくると思います。
照明も、音響も大事な舞台構成メンバーです。
調光室というのは、本来照明さんが灯りを操作する部屋をいいますが、櫂スタジオに於いては照明さん、音響さん、ともにお仕事をする場所をまとめて調光室とよんでいます。
この照明さん、音響さんは外のプロの方にお願いすることもあるのですが、劇団櫂が吉祥寺櫂スタジオで公演をうつときは劇団メンバーが交代でやっています。
ということで、今回の調光室メンバーの紹介です。
花組
本番前なので、和やかな雰囲気です。
星組
狭い調光室の中でこんな風にお仕事をしてくれているのですね。
ちなみに、本番時の調光室はこんな風になってます。
左側の音響さんが青いのは、調光室を暗くするために青い光を使っているからです。
調光室のお仕事は芝居をするのとはまた違った集中力が必要です。
シングルキャストが大変なのはもちろんですが、調光室と役者を同時にやるというのは、また違った大変さがあります。
そんな大役を努めあげてくれた調光室メンバーに感謝を捧げつつ、今回の公演ウラ話を締めたいと思います。