日曜日に殺して
作・演出/斉藤耕一
       <あらすじ>
 ある日曜日。一人の男が殺された。次の日曜日。別の男の死体が発見された。
 いづれも綾南市の名士7人によって結成された“綾南商工クラブ”のメンバーである。2人のメンバーを失くした残りの5人は、この連続殺人が、明らかに自分達を狙ったものだと思わざるを得なかった。しかし、5人には、何故自分達が標的なのか、見当がつかない。メンバーの1人、土井の言葉に全員が、あの3ヵ月前の出来事を思い起こしていた。地位も名誉もある7人の男達のほんの遊び心。あの日、7人で1人の娼婦を廻してしまったのだ。
 まさか、あの女が……?
 宮原ツトム。優秀な大学生である。彼は、奇妙な契約で、“港のマリー”と呼ばれる娼婦と同棲していた。
 “商工クラブ”のメンバー達7人が廻した娼婦マリー、そして、その愛人ツトム。
 土井の推測は、彼ら2人の犯人説へと向かって行くのだが……
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1985年5月
渋谷ジアンジアン

出演
中田浩二・兼本新吾・
名和慶子・市田章子・
宮下良子・加藤京子・
森光純子 他
『殺してやる!六人のジジイ共を殺してやる!但し、実行するのは、予備校が休みの日曜日だ!』
『ありがとう。あんたがそれほどあたしを愛してくれてるとは、知らなかったわ!日曜日ごとに、私の為に殺人をしてくれるなんて、最高の愛の表現だわ!』
      こうして思いがけなくも二人は愛の確認をし、日曜日の暗殺は始まったのである。                が……