劇団櫂第五十二回公演
『奇跡』を信じる人々はどんな『夢』をみるのだろうか・・・
わたし、9ヶ月。
結構動くわよ。触ってみて。
若葉の季節になってきましたね。 ああ・・・。
先ず、こちらの写真をご覧下さい。・・・俗に言うグィァンです。
5月、ある総合病院の裏庭。看護師長・武を相手に初めての『がん告知』の練習をする医師・進藤。緊張して伝えられないと弱気になっているが、武にせかされ、カンファレンスルームへと向かう。そして、ぼんやりと窓の外を眺める男が一人・・・
作/堤 泰之 演出/中田 浩二
2004年10月20日(水)〜24日(日)
中野/ザ・ポケット
CAST
ほら笑って。顔あげて。西岡さん。 ・・・・はい。
昼休み、裏庭では患者・杉が看護師・江尻をモデルに絵を描いている。杉は糖尿病だが、退院を嫌がっている。同じ糖尿病患者・郷田はラブホテルの経営者で携帯で社員に怒鳴りまくっている。劇団員・飯尾はセリフを憶えようと裏庭にやってくるが・・・
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花 |
星 |
月 |
| 宗政 りつ |
名和 慶子 |
宮下 良子 |
名和/宮下 |
| 西岡 健 |
村田 芳幸 |
大谷 秀芳 |
小室 努 |
| 西岡 京子 |
福嶋久美子 |
大西 智子 |
福嶋久美子 |
| 郷田 忠士 |
仁志 初 |
小高 朋洋 |
仁志 初 |
| 郷田 敬一郎 |
須藤健太郎 |
真坂 友和 |
峰村 寿彦 |
| 飯尾 浩 |
南雲 義樹 |
和田 勇 |
原 丈司 |
| 羽生田 美貴 |
高橋さやか |
木村 友美 |
坂本 茉麻 |
| 杉 洋平 |
坂山 崇 |
赤塚 健大 |
新城 健 |
| 進藤 正孝 |
野瀬 一弘 |
初瀬川 竜 |
山口 充 |
| 武 登志子 |
茶木 珠美 |
八神みゆき |
塩見 文 |
| 江尻 千夏 |
山田明日香 |
菅野 光子 |
つたいめぐみ |
・・・うまれる・・・・
京子・・・・
何?
おばあさんに連れられて歩いているうちに、出口が見つかったの。
杖はあんたが預かっといてくれ。必ず取りに来る。
主人が亡くなった時ね、
私、寝てたのよ。
バナナの黒い部分をこそぎとったような・・・ 何がバナナなの?
君はいいじゃないか。もうすぐまた元気になるんだから。
奥さんにまだ知らせてないとか?ガンだってこと。
術後の経過は良好だが、声がほとんど出なくなってしまった。退院の日、偶然にも、飯尾と郷田が訪ねてきた。郷田は目がほとんど見えなくなっていたが、相変わらず元気いっぱいだ。別れの挨拶をしようと声を掛けるが、宗政はベンチでうたた寝をしている。夢を見ているのか? 『・・・うまれる・・・』 花壇のマーガレットがいっせいに花開く。
郷田は糖尿病の悪化で転院する事になった。闘病意欲をなくている郷田に対して、『希望があると信じる事が大事なんだ』と励ます進藤医師。西岡たちが見送る中、明るく、転院していく。西岡が妻にガンであることを告白した。妻はわかっていた、と答えた。『でも、治るんでしょ、だったら大丈夫じゃない。』
宗政は夫をこの病院で亡くした。裏庭の花壇で大好きなマーガレットを育てている。京子は宗政と心を通わせているようだ。裏庭で宗政と話した西岡は自分のガンを宗政が知っている事に驚くが、宗政は事も無げに「奥さんも多分気づいていると思うわよ。」と言う。飯尾は代役が決まり、そのことを隠していた恋人に、当り散らす。西岡はそんな飯尾に自分のガンを告げ、人生に代役はいないんだ、と諭す。一人残される西岡。杉に妻の写真を見せ、生まれてくる子供の絵を描いてほしいと頼む。
入院中の夫・西岡を訪ねてきた京子は花壇に水を遣りに来る不思議な老女・宗政と出会う。京子は妊娠三ヶ月、宗政は自分は九ヶ月だと言う。西岡はたった今、がん告知を受けてきたばかりだが、妻の体のことを思い、告白する事が出来ない。飯尾は武を相手にセリフの稽古に余念がない。郷田は息子・敬一郎ともめているようだ。
STORY
アンジェリーナ!アレッサンドロ・ドス・ダ・シルバ・カリオカ!
あら、眠ってらっしゃるのかしら